九州歴史情報ネット館うだ整骨院PAL鍼灸室カネマサ健康通販電磁波過敏症対策からだ健康ネット資料館
時代小説ネット書店健康書籍専門ネット書店PM2.5汚染・感染症対策PC電脳特選街



随筆
パパラッチ、いま巷で流行りの盗撮、覗き見の話


アメリカは一九九五年になって、偵察衛星、いわゆるスパイ衛星が三十五年前に撮影した一部の写真(八十万枚)を公開し始めた。
高高度から撮られたこれらの写真には、旧ソ連の軍事施設だけでなく地球表面の各地域が、素晴らしい精度で記録されている。

学術的な視野から、あるいはハイテクビジネス関連としてみても、多くの貴重な情報を提供してくれる写真資料というわけである。


一九六〇年代当時でもこれだけの分解能をもって偵察記録していたのかと思うと、やはり予想以上の驚きである。

アメリカが軍事衛星を打ち上げ、ソ連を中心に偵察撮影を展開していたことは当初より知られていたが、その精度についてはいろいろな憶測に基づく情報があった。

たとえば地上に書かれたチョークの線やタイヤの跡などが識別できるとか、十五センチ代のものなら容易に判別できるとかいわれていた。

上空から衛星に搭載された高性能望遠レンズで目標地点を狙って撮影した後これらのフィルムは、特殊なカプセルに装填されハワイ上空で地上に向けて発射される。
パラシュート降下するカプセルは空中で回収されるシステムになっている。

衛星に搭載されている光学レンズやフィルムはどこの国のハイテク製品が使われたか気になるところであるが、とにかく通常の商業衛星や気象衛星の写真分解能はこれよりずっと劣るわけであるから、今回の写真公開は大いに興味を持ったわけである。

現在の最新鋭偵察衛星のレンズなら、タラップを降りる人物の特定や、手にしている新聞紙の文字ぐらい判別できるのではないかと推察する次第である。
もちろんこうした軍事衛星には高感度の各種のセンサーが搭載されていて、あの阪神大震災発生時も的確に地震エネルギー発生の瞬間を補足していたという。

日本の阪神地区に大地震が発生した瞬間、上空の偵察衛星は巨大なエネルギー波動を察知して、米本土に間髪を入れずデータを緊急送信していたわけである。
結局この報告は、地震発生後十分以内にクリントン大統領の元へ伝えられていたということである。
平和な平和な日本人には考えられない展開がさらに続く。


九十五年六月の日米自動車交渉では、米中央情報局(CIA)が日本側を盗聴していたという事実をニューヨーク・タイムズがすっぱ抜いた。

この当たりの経緯はスパイ小説を地で行くようで非常に面白い。
国益はこうやって守るのだと言わんばかりに、諜報活動がつぎつぎに展開するわけである。
とにかく米国はこうした分野では超先進国である。


日本の軍事外交暗号などは日露戦争以降、太平洋戦争に至るまですべてが解読されていたようで、情報戦では常に筒抜け状態ということらしい。

さてさて新聞報道によると、九十五年十月二十六日午後、ロシアのエリツィン大統領は心臓発作のためモスクワ市内の中央病院に入院した。
小生は新聞紙上に度々紹介されるこのエリツィン大統領の病状報道が気になっていた。
エリツィン大統領は七月十一日にも同様の「虚血性心疾患」の悪化のため入院し、八月七日まで四週間にわたって療養していた。

発作が出た当時、大統領は職務復帰後初めての外遊として、十月二十日からフランスと米国を歴訪し国連総会演説や米ロ首脳会談に臨み、二十四日に帰国したばかりであった。
発作が起こった二十六日は、クレムリンでは執務せずにモスクワ郊外の大統領別邸で休養中だった。
ここで突然不調を訴え、午後二時半ごろ急遽ヘリコプターで病院に移送されたというわけである。

イリューシン大統領主席補佐官が今回、記者団に明らかにしたところでは、発作は「心筋部分の虚血」によるものといい、病状については「大きな楽観は許されない」として長期入院を示唆したものであったという。
その後十一月三日になって、米NBCテレビは実に興味深い報道をした。

十月下旬のニューヨークの国連総会出席中のエリツィン大統領をCIA米中央情報局が徹底的に監視し、大統領の心臓疾患を事前に予測していたというのである。
CIAは国連本部などでの大統領の動きを逐一写真撮影して、顔色や歩き方などを医学的に徹底分析し、会談の二日後に「大統領は、近く深刻な心臓発作を起こし死亡する可能性もある」との診断報告をクリントン大統領に提出していたという。(二十四日)

つまりこれの二日後にエリツィン大統領は米側の予想通り、緊急入院したということになる。
CIAはまさしく東洋医学で言うところの望診、眼で直接捕捉し得た病症によって、エリツィン大統領の健康状態を的確に診たわけである。

まさに情報収集は東洋医学的四診法(望・聞・問・切)に通じる。
こうした情報収集と分析によって、要な国策や外交の細部にわたって的確な判断を下そうとするのは、四診による証決定と同じというわけである。
さらに米政府はエリツィン大統領の来年の大統領選挙出馬がほぼ不可能になっただけでなく、任期切れまでの執務も困難になったとすでに分析していたという。

ハイテクの偵察衛星や盗聴技術を駆使して情報収集する米国をして、これだけの分析能力が備わっているわけである。
すごいと言えばすごいわけである。危機管理とはこういうことをいうわけである。

これだけの情報処理を見せつけられると何やら一方的に圧倒されてしまう感じである。
当然こうした状況は米国のビジネス界でもすっかり定着している。
産業スパイなどは盗聴、盗撮を常套としているし、民間レベルでもやはり同様の事件があるらしい。


先日アメリカのどこぞの天文学が専門の大学教授は、使いなれた高性能天体望遠鏡を地上方向に向け、巧みに操作して覗き見を行っていたというニュースがあった。
それも女子寮ばかりを頻繁に盗撮していたのが露見して告発されたとか。

事件自体はお粗末であるが、偵察衛星ならぬハイテク装備の天体望遠鏡とは、やはりここらはアメリカだけにそのスケールが違う。
望遠鏡本体は屈折式か反射式かは知らないが、夜間なら高性能ナイトスコープもばっちり機能したかもしれない。

            (H7・11・11)

九州歴史情報ネット館うだ整骨院PAL鍼灸室カネマサ健康通販電磁波過敏症対策からだ健康ネット資料館
時代小説ネット書店健康書籍専門ネット書店PM2.5汚染・感染症対策PC電脳特選街







Copyright(C) 2005 - 2013 Uda Seikotuin - All Rights Reserved





































inserted by FC2 system